人前で緊張する・プレッシャーを克服するコツは〇〇〇〇〇を知ること

これまでに会議のように人前出て話すとかプレゼンをするときに、非常に緊張して声が震えたり、多くの汗をかいてしまったという経験はありますか?
もちろん誰でも人前で何かをするときには緊張するものです。
しかし、明らかにその緊張をうまくコントロールできていない場合はそれを克服していく必要があります。
その緊張しやすいのはその人の問題というよりかは『こころの癖の問題』です。
この記事では、わたしたちの中にある「人を突き動かすドライバー」というものについて解説していきます。
もくじ
人前で緊張する・プレッシャーを克服するコツは〇〇〇〇〇を知る
わたしたちは幼いころ、両親からいろいろな躾や教育を受けて成長します。
- きちんと/ちゃんとしなさい!
- 我慢しなさい!
- 早くしなさい!
- ほら!ここでがんばらないでどうするの!
このように、親は子供のため(時には自分の都合のため)を思って上のようなことを言って、子供が強くなっていけるようにしようとします。
親は全く悪気なくそうします。しかし、こどもはその親が考えていることまで正確に汲み取る能力もなければ、目先の言葉のみで判断します。
親が繰り返し与える躾・言い癖を何度も何度も聞くことによって、こどもは親に受け入れてもらえるために、親のその言い癖に答え応じなければいけないという価値観が形成されます。
そこで形成されたパターンが大人になっても色濃く現れます。
ドライバーは良くないもの?
ドライバーは必ずしも悪いものでは決してありません。
何か仕事の企画書を〇日までに提出しなければいけないという課題があったときに、使えれていてもその日にきちんと提出できるように、自分を奮い立たせるというように良い方向に機能することもあります。
しかし、そのドライバーがその人のことを必要以上に縛り付け、本人が苦しく感じるレベルになると、もはや悪い影響として機能しています。
ドライバーの種類
ドライバーには5つの種類があるとされています。
- 完璧であれ!(Be Perfect)
- 努力せよ!(Try Hard)
- 他人を喜ばせよ!(Please Others)
- 強くあれ!(Be Strong)
- 急げ!(Be Hurry)
① 完璧であれ!(Be Perfect)
幼少期から親が期待する完璧さに応えないと環境で育つと、「失敗できない」「間違いは許されない」と思い、自分に対して非常に高い規準を要求してしまいます。
予定通りにできていなければ強い焦りや不安を感じます。
自分に対して完璧さを求めるだけではなく、他人に対しても同様に完璧さを求め、他人の欠点や失敗にも敏感で、指摘せずにはいられないという傾向も持ちます。
- 資料の1つ1つの表現に非常に細かくこだわり、繰り返しチェックをする人
- 非常に几帳面で、理屈好きの傾向のある人
- 自我状態の「CP」が高い人
- 資料などもとても理路整然としており、スケジュールからの大幅な遅れが少ない
- 細かなことを気にしすぎるあまり、まわりの人を疲弊される
- 自分に対しても完璧さを求め、イライラや自己嫌悪が多くなる
② 努力せよ!(Try Hard)
これは「努力こそが美学」という考え方で、幼少期に親から「一生懸命にやりなさい!」と言われてきた人が持つドライバーです。
例えば、子供が学校から帰ってきて、テストで「85点」を取り、お母さんに喜んでもらえると思って見せると、「今度は100点もしくは95点を取れるようにがんばりましょうね」と言われます。
85点も取ったのに、15点減点になったことに注目されて普通はうれしくありません。
しかし、子供は親からのストロークや承認を得たいがために、「これからもたゆまず努力しなければ!」という価値観を持つようになります。
このように、現状に満足せず、常に上を目指すべきという考えに基づいているため、メリット&デメリットがあります。
- 会社で何かを課題を抱えても一人でがんばり、進んで乗り越えようとする
- 自分が本当にがんばれる限界を超えてがんばってしまい、体調を崩す
③ 他人を喜ばせよ!(Please Others)
こどもがまだ小さいころに、親が喜ぶようなことをさせるようにこどもを褒めて、親が子供を心理的にコントロールするときのフレーズがこのドライバーの原因になります。
- 〇〇〇ちゃんはいつも□□□□して偉いね~
- 〇〇〇ちゃんは△△△△をしてくれるね。ありがとう。
- 周りの人にいつも注意が向き、気を細やかに配れる
- 自分を犠牲にしてでも、他人を優先してしまい、生きづらさを感じる
④ 強くあれ!(Be Strong)
幼少期に親から苦しい状況でも「笑顔でいなさい」と言われて自分の感情を親に対して表現できなかった人に多いドライバーです。
自分の感情を見せることはなく、自分から要求したりわがままを言うこともありません。
ひたすらその状況に耐え、何事にも動じないように不動のメンタルを獲得しようとした結果できあがったドライバーがこの「強くあれ!」です。
- どんな状況でも表情があまり変わらず、辛抱強さがある
- 自分の感情表現が少なく、周りから実際にはどんな人なのか理解されにくい。
⑤ 急げ!(Be Hurry)
- 早くしなさい!
- 時間がないよ!
- 遅刻するよ!
- 言ったらすぐやりなさい!
こんな言葉をあなたは親からよく言われていましたか?
この急げ!のドライバーがある人は、「時間を1秒たりとも時間を無駄遣いしてはいけない」「物事はすばやく行うべきもの」という価値観に支配されています。
- 物事に取り組むことはとても早い。
- せっかちで他の人に対して催促する傾向が強い。人の話をゆっくり聞けない。
あなたはどのドライバーに当てはまりますか?
どれでも必ず複数のドライバーを持って生きています。
自分がどのドライバーを持っているのかをもっとちゃんと調べてみたい方はチェックすることができます。
こちらのLINEから直接お問い合わせください。
アカウントID:@nbj3268o
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ドライバーは反射的に出てしまう反応であるために、なかなか自分で完璧に克服することは難しいですし、ドライバーを無くす必要もありません。
しかし、ドライバーの存在をまず知ることが有効な対処の第一歩になります。
- 完璧であれ!(Be Perfect)
- 努力せよ!(Try Hard)
- 他人を喜ばせよ!(Please Others)
- 強くあれ!(Be Strong)
- 急げ!(Be Hurry)
今後も少しでも有益な情報を伝えていきたいと思っています。私のモチベーションにもなるので、この記事を読んで共感した!よかった。と思ったら下の「いいね!」ボタンをポチっとお願いします。こういう記事を書いてほしい!という要望がありましたら、お気軽に「お問い合わせ」からリクエストしてください。お待ちしております。