職場の上司のパワハラでうつ病になる前にチェック&相談!

現代はパワハラは全く珍しいことではありません。どこに勤めていても起こりえるものです。
人の事を「役立たず」って笑って言い放つ上司ってどう思いますか?#上司#パワハラ#自分が1番#自分がルール#役立たず
— こいけ (@iO8XywD8zhFKYZn) June 4, 2020
パワハラを受けている人の中には「非は自分にある」と考え、必死で苦しい状況を耐え忍ぼうとする人さえいます。
しかし、多くの場合はパワハラをしている人のほうに問題があることがほとんどです。
パワハラとは具体的に何かについては下のページで解説しているので、ご覧ください。
あなたの職場がパワハラ度合いの高い職場かどうかは知っておく必要があります。
それで、このページではパワハラ度合いを判断するチェック項目と相談できる窓口について解説します。
もくじ
職場の上司のパワハラでうつ病になる前にチェック&相談!
パワハラ問題の場合、次のポイントを理解しておく必要があります。
- その職場にパワハラの要素がどれくらいあるのか
- あなたのストレス度合いがどれくらいか
パワハラはパワハラをしている人とそれを受けている人だけでなく、会社全体にとって有害です。組織内にパワハラを容認する要素が多ければ多いほど、それを根本的に解決することが難しくなります。
ですから、個人レベルで対処して解決できそうかどうかを早期に判断することが不可欠です。
その一方で、もう一つ重要な視点が、職場環境から受けるストレスの深刻度合いです。
はっきりとパワハラと認定できないようなケースであっても、あなたの体に異変があるのであれば、まず自分を守ることを優先すべきです。
職場環境チェック
- 出退社時、挨拶をする人がほとんどいない。
- 業務上のノルマが厳しく、達成できなかった時のペナルティが大きい気がする。
- 誰かの陰口や噂を耳にすることが多い。
- 上司・先輩に対して、意見や反論が言いづらい。
- 職場内で問題が起きても、話し合って解決しようという雰囲気がない。
- 上下関係は絶対的だ。
- 無視をされたり、仲間はずれをされていると思われる社員を見たことがある。
- 業務上のミスを社内でメールや朝礼で共有される
- 何時間も説教されることがある
- 仕事が割り当てられないことがある
- 飲み会など会社の社交を断っても強制的に生かされる
- 人間性や個性を否定される発言を受ける
- 自分は、他の人に比べて、上司や先輩に叱られることが多い気がする。
- 職場の人みんなががんばっているから休める雰囲気がない
該当する項目が
- 0~2 ⇒ 危険度:低
- 3~5 ⇒ 危険度:中
- 6~ ⇒ 危険度:高
職場環境からのストレス度と思考チェック
- 気楽に日常的な会話をすることができない。
- ひどく疲れているように感じる。
- 夜よく眠れないことがある。
- 上司の命令や業務上のノルマは絶対だと思う。
- 休日の夜は出勤のことを考えるだけ憂鬱になる。
- 仕事でミスをするのが怖くて、不安だ。
- 職場には、信頼して相談できる人がいない。
- 職場に近づくと頭痛や胃痛がするなど、体調が悪くなる。
- 今の職場は、厳しい指導で人は育つという意識が強いと思う。
- みんなも大変だから、私も弱音を吐いてはいけないと思う。
- 残業の月平均が80時間以上ある
- 自分でも2週間以上元気がないと感じる
- 突然涙が出てくる
- 布団(ベット)から立ち上がれないことがあった
- 蕁麻疹(じんましん)が出た
該当する項目が
- 0~2 ⇒ 危険度:低
- 3~5 ⇒ 危険度:中
- 6~ ⇒ 危険度:高
※ 設問Bで1つでも該当があれば、まず診療内科にすぐに相談し、同時にパワハラの相談をしたほうがいいです。
危険度:中以上ならば、状況を放置してはダメ!
上の「職場環境チェック」「職場環境からのストレス度と思考チェック」の診断結果が、危険度:中以上であれば、状況をそのままにしておいてはいけません。
もし状況に対処しなければ、遅かれ早かれ、あなたのメンタルは深刻な影響を受けます。
健全な状態に戻るまでに5~10年掛かる可能性もありますし、最悪戻らない状態になることさえあります。
パワハラであなたの大事な資本である「こころ」と「体力」を失い、人生の大切な時間を無駄にすることはとても残念なことです。
長期的な観点からすると、無理にその状況に自分で無理してがんばるよりは、パワハラに対処するもしくは部署異動や転職を検討することのほうがあなたのためです。
パワハラ相談窓口について
相談する相手を決める前にまず覚えておいていただきたいことがあります。
それは、体に何らかのサインが出ている場合はまず心療内科もしくは病院に行くべきということです。
世間体よりも、あなたのメンタルと体を守ることが先決です。
その上で、どんなところに相談できるかを考えましょう。
相談窓口のメリット&デメリット
☆まず相談してみたいという方
社内相談窓口
- 当事者のことをより理解してもらいやすい
- 問題を大きくしないために穏便に済ませようと真剣に取り組まないこともある
公的相談窓口
- 無料で気軽に相談だけできる、指導やサポートも受けられる
- あくまで相談窓口で、根本解決への具体的なステップが難しい
☆ 解決のために具体的な策がほしい方
パワーハラスメント相談室
こちらから具体的な相談ができます。
弁護士
- 解決への具体的なステップが取れる、裁判になっても継続対応してもらえる
- 費用が掛かる
まとめ
- パワハラかどうかのチェックをまず行なう
- 診療内科や病院での診断がすぐに必要という該当項目がないかを知る
- 問題の深刻度合いに応じて、相談窓口を利用する
- 相談することはその人の弱さの表れでは決してありません。
今後も少しでも有益な情報を伝えていきたいと思っています。私のモチベーションにもなるので、この記事を読んで共感した!よかった。と思ったら下の「いいね!」ボタンをポチっとお願いします。こういう記事を書いてほしい!という要望がありましたら、お気軽に「お問い合わせ」からリクエストしてください。お待ちしております。